貸し農園は家庭菜園を気軽に楽しめる魅力的なサービスですが、実際に利用してみるとトラブルに直面することもあります。この記事では、貸し農園で起こりがちなトラブルとその対策について、筆者の経験も交えて詳しくご紹介します。これから始める方も、すでに利用している方もぜひ参考にしてください。
農園利用者同士のトラブルが発生する原因
貸し農園では区画が隣接しているため、利用者同士の距離が近くなります。水やりや農薬の散布などが他の区画に影響することがあり、トラブルに発展するケースがあります。また、収穫時期の間違いや、他人の作物と自分の作物を間違えてしまうこともトラブルの一因です。

「家庭菜園しているなら無農薬にこだわる」という考えの人は一定数いると思います。私は虫が怖いので、農薬撒きたかったんですが、他のユーザーさんにそう言われてトラブル回避のために撒くのをやめました。結果、畑で見る虫には慣れました!
農園の管理体制による問題
農園を運営する側の管理が不十分だと、草刈りが遅れたり、害虫対策が行き届かなかったりすることがあります。こうした管理不足が原因で作物に被害が出ると、利用者の不満が高まりトラブルへとつながります。契約前に運営者の管理方針を確認しておくことが大切です。

うちの畑は、かなりゆるい管理方針です。横が土手になっており、雑草が伸び放題の時期もありましたが、気にしていませんでした。自分に合う運営者、管理方針大切です!!
契約内容の確認不足によるトラブル
貸し農園を借りる際の契約書には、利用ルールや禁止事項が細かく定められています。しかし、契約内容をしっかり確認しないまま利用を始めてしまうと、思わぬ違反となりトラブルになることがあります。特に「利用可能時間」「設備の使用ルール」などは必ずチェックしましょう。
作物の盗難やいたずら被害
残念ながら、貸し農園では作物の盗難やいたずらが発生することがあります。特に収穫時期になると、見知らぬ人が農園に侵入してくるケースも見られます。防犯カメラの設置や、農園仲間との声かけで対策を講じることが大切です。

うちの貸し農園では、ライングループがあります。アライグマの被害が出た時などは、そのラインで情報共有しています!何かあった時の情報共有の手段を確認してみてください!
天候によるトラブルとその備え
自然を相手にする貸し農園では、天候によるトラブルも避けられません。長雨や強風、猛暑などが続くと、作物が枯れてしまうことがあります。事前に支柱を立てたり、防虫ネットを準備したりすることで被害を抑えることができます。天候情報をこまめにチェックし、早めの対応を心がけましょう。
トラブルを未然に防ぐためのポイント
貸し農園で快適に野菜作りを楽しむためには、事前の準備と周囲との良好なコミュニケーションが欠かせません。契約内容をしっかり確認することはもちろん、周囲の利用者とも積極的にあいさつを交わし、情報共有を行うようにしましょう。定期的に農園を訪れ、作物の様子をチェックすることもトラブル防止につながります。

プランターで育てるよりも、かなり育ちがいいです。油断していると、隣の畑まで伸びて、迷惑をかけてしまう可能性も。夏の育ちがいい時期は週に1回~は必ず行くようにしたいですね!
まとめ
貸し農園は自然に触れながら野菜作りを楽しめる素晴らしい場所ですが、トラブルを避けるためには注意が必要です。今回ご紹介したポイントを意識しながら、気持ちよく農園ライフを楽しんでください。しっかり準備を整えれば、きっと実りある時間になるはずです。
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