「童話館ぶっくくらぶ」と検索すると、「宗教」という関連ワードが出てきて不安になりますよね…。我が家も、申し込む前は正直ちょっと気になりました。
この記事では、実際に3年間利用し、最終的に退会した立場から、
・調べたこと
・実際に使って感じたこと
を正直にレビューしていきます。
童話館ぶっくくらぶは宗教と関係ある?【結論:関係ありません】
「童話館ぶっくくらぶ」と検索すると、「宗教」というワードが出てきて戸惑う方も多いと思います。結論からお伝えすると、創業者・運営母体・公式情報を調べた結果、宗教団体との関係はありませんでした。
実際に我が家が3年間利用していた間も、
・勧誘
・布教
・信仰行為
などは一切ありません。
その点については、安心して利用して問題ないサービスだと感じています。
なぜ「宗教っぽい」と感じる人がいるのか?実際に利用して感じた正直な印象
では、なぜ「宗教っぽい」と感じる人がいるのでしょうか。
実際に利用してみて感じたのは、案内冊子や会報誌の文章に、一貫した思想があり、現代ではあまり見かけない上品な言葉遣いが使われているという点です。
童話館ぶっくくらぶの公式HPには、次のような考え方が示されています。
良質な絵本
私たちは「絵」「言葉」「物語り」という
3つの柱を大切にしています。・絵が、子どもに見つめられるに足る美術であること
・言葉が、洗練された美しい日本語であること
・物語りが、その年ごろの子どもの心の世界と真に響き合っていること「読み聞かせ」という特別な時間
引用元公式HP:https://douwakan.co.jp/bookclub/
いくら良質であっても、ただ手渡すだけでは、絵本はその力を発揮することができません。子どもが絵本を楽しむために必要不可欠なもの、それが「読み聞かせ」です。
子どもをひざに抱いて、隣に寄り添って、共有した時間やぬくもり、物語りをとおした心の通い合いは、かけがえのないものを育んでくれます。
「真に響き合う」など、日常生活ではあまり使わない表現が多いこともあり、それが「宗教っぽい」と感じられる理由なのかなと思います。
ただ、言葉をとても大切にして絵本を選んでいる団体なので、表現にこだわっているのも納得できる部分ではあります。
毎月届く会報誌に載っている利用者の声も、「童話館ぶっくくらぶ」に共感度の高い方による、とても丁寧で上品な文章が多い印象です。
そのため、
共感度の高い人 → 心地よい
共感度の低い人 → 信者っぽく見える
と感じ方が分かれるのだと思います。

結論、好みの問題ですね…!!!
我が家と童話館ぶっくくらぶの出会い
我が家は、生後10か月検診の際に市役所から配られた封筒の中に、童話館ぶっくくらぶの案内冊子が入っていたことがきっかけで知りました。
当時私は小学校教員だったこともあり、次の2つの理由から、
娘が1歳になるタイミングで利用を始めることにしました。
・案内冊子に書かれていた「良質な絵本」という考え方に、職業柄興味を持った
・赤ちゃん向け絵本は専門外で、どんな本を選べばいいのか分からなかった
10か月の娘は「いないいないばあ」で喜んでいましたが、これから言葉を習得していく中で、「どんな絵本が良いんだろう?」とワクワクしたのを覚えています。
童話館ぶっくくらぶを3年間続けて感じたメリット
① 自分では選ばない、年齢に合った名作に出会える
送られてくる本は、本屋さんに平積みされているような新しくて見栄えのする絵本ではありません。
正直、最初は
「絵が古いな…」
「自分では手に取らなさそう」
と思うこともありました。
でも、読み進めるうちにじわじわ味わい深く感じる本が多かったです。
また、保育園で読んでもらう絵本や、劇で使われる物語が、すでに童話館ぶっくくらぶで出会っていた本だったことも多く、「ちょっとだけ良質な家庭教育をしている気分」になりました。笑
やめた後の話になりますが、4歳の娘と本屋さんで自由に選ばせてみると、
・絵が可愛いだけで内容が幼い本
・まだ難しくて読めない本
を選ぶことも多く、年齢に合った本選びって難しいんだなと実感しました。
② 言葉の発達が早かった(気がする)
我が家では、1歳から毎月2冊の絵本が届いていました。時間や余裕があるときに読み聞かせをする、というスタイルで、毎日欠かさず…というわけではありません。
2週間くらい一度も読まなかったことも、正直よくありました。苦笑
それでも、娘は言葉の発達が早く、2歳ごろには3語文を話していました。
もちろん因果関係は分かりませんが、読み聞かせが少しでも影響していたのかな、とは思います。

4歳の今ではおしゃべりがとても上手で(口がたちすぎますが)、もはや友だちのような存在です😅
③ 毎月届くので、自然と読むきっかけになる
これはどのサブスクにも言えることですが、毎月自動で届くことで、
「あ、最近絵本読めてないな…」
と気づくきっかけになりました。
すぐに開封できない月もありましたが、届いたらとりあえず読み聞かせをする、という流れが自然にできていました。
また、娘の名前宛てに届くのも、プレゼント感や特別感があって、親としては嬉しかったです。
私が感じたデメリット
① 会報誌の熱量について
私は価値観に共感して利用を始めたタイプですが、会報誌の熱量は、途中から少ししんどく感じるようになりました。
結果的に、途中から読まなくなりました。苦笑
ただ、読まないだけなので、致命的なデメリットではありません。
② 全く読まない本が出てくる
サブスクなので仕方ありませんが、すべての絵本が娘に合うわけではありません。
一度読んだきり、ほとんど手に取られない本もあり、「もったいないな…」と感じることもありました。
③ 共感しづらい本もある
正直なところ、「これが良質な絵本なの…?」と思うことも、たまにありました。
イメージとしては、グリム童話が意外と残酷だった、あの感じに近いです。笑
「古き良き」という言葉がしっくりくる選書なので、新しい価値観を取り入れたい時期には、少しズレを感じることもありました。
我が家がやめた理由
我が家が1歳の誕生日月から利用を始め、4歳の誕生日月でやめた理由はとてもシンプルです。
親子時間が、絵本からお絵かきに変わったから。
3歳半ごろからお絵かきブームが続き、親子時間が読み聞かせよりも、一緒にお絵かきをする時間になっていきました。
その結果、届いた絵本をそのまま本棚にしまい、一度も読まないまま…ということが増えてきたため、一度退会することにしました。
退会の手続きはどうだった?引き止めはある?
退会の流れは次の通りで、引き止めはありませんでした。
① 毎月届く絵本に同封されているハガキで退会連絡
② 担当者から電話で意思確認
③ 退会月で終了
②の電話では、まず退会理由を聞かれました。
理由を伝えると、
「絵本が好きな子は、お絵かきも好きになる子が多いですよ~」
と言われましたが、
手続きを引き止めるような雰囲気は一切ありませんでした。
また、「再入会の連絡はどうしますか?」と聞かれ、
我が家は娘の興味が戻ったら再開してもいいなと思っていたため、
5歳の誕生日に連絡をもらうようお願いしました。
もちろん、ここも断れる雰囲気でした。
現在、退会して半年ほど経ちますが、
最後の配本以降、連絡が来たことは一度もありません。
結論|童話館ぶっくくらぶはこんな家庭には向いている/向いていない
最後に、向いている家庭・向いていないかもしれない家庭をまとめます。
向いている家庭
・「良質な絵本」「読み聞かせ」という価値観に共感できる
・古き良きを大切にし、本選びをプロに任せたい
向いていないかもしれない家庭
・価値観を押し付けられているように感じてしまう
・絵本は自由に選びたい
・本が増えることがストレスになる
まとめ
「童話館ぶっくくらぶ」は宗教ではありませんが、HPや案内冊子からも分かるように団体としての思想がはっきりしているサービスです。
その考え方に共感できる方にとっては、安心して利用できる、とても良いサービスだと思います。
我が家は現在は退会していますが、5歳の娘の様子を見ながら、また再開することも検討しています。
この記事が、「童話館ぶっくくらぶって実際どうなんだろう?」と気になっている方の判断材料になれば嬉しいです。


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