【矯正記録③】妊娠中の矯正治療開始|青ゴムとの闘い

32歳・妊娠中に矯正を始めた、ちくわです。
今回は、妊娠中に矯正を開始した理由と、実際に始まってからのスケジュール・青ゴムの痛みのリアルをまとめます。

妊娠中の矯正は、情報が本当に少なくて不安になりやすいので、どなたかの参考になれば嬉しいです。


妊娠中に矯正を開始した理由

産婦人科への相談

まずはかかりつけの産婦人科で、妊娠中の矯正について相談しました。
返ってきた答えは、

「出産は大変だから、できるだけ負担は少ないほうがいい。オススメはしません。」

というもの。
ただ、

「絶対にやめてください」ではないんだな。

ということも分かりました。

夫に相談

歯科・産婦人科の意見を踏まえて夫にも相談すると、

「歯医者は早く進めたい、安全面を考える産婦人科は慎重になるのは当然。
結局は自分で決めるしかないんじゃない?」

と言われ、これがすごく腑に落ちました。
それぞれの立場から“正しいこと”を言ってくれているだけなんですよね。

年齢とライフプラン

悩んだ末、次の理由で矯正開始を決断しました。

  1. 32歳であり、子どもは3人欲しいと思っている。
  2. 出産後には夫が2年育休予定で、外科手術時に夫が家にいる。(これは大きい!)

当時はつわりも落ち着き体調も良かったため、前向きな判断ができました。

さらに、

  • 「少しでも早く健康を取り戻したい」
  • 「3人目がいつ授かれるかわからない」
  • 「3人産んだ後に始めたら私の年齢は…?」

という考えも後押しになりました。

外科手術では2週間の入院が必要なので、夫が育休中で家にいてくれるのは最大の安心材料
夫には感謝しかありません…!!


歯ブラシ指導・セパレーション(青ゴム)装着

時期:2025年9月
費用:8,000円

決断をしたのは7月頃で、予約が取れたのは2ヶ月後の9月。
ここから本格的な矯正治療がスタートし、誓約書にもサインしました。

歯ブラシ指導

矯正中に虫歯を作ると治療が遅れてしまうため、磨けていない部分のチェックと磨き方の指導を受けました。

セパレーションリング(青ゴム)装着

MSE上顎急速拡大装置をつけるための“金具の隙間”を作るため、青いゴム(通称:青ゴム)を歯と歯の間に入れます。

私の場合は歯がぎゅうぎゅうで、

  • ゴムが切れる
  • 助手さんから先生に交代し装着してもらう

など、少し苦戦しましたが、装着直後の痛みはゼロでした。

「2〜3日痛む人もいますが、1週間で落ち着くことが多いですよ」

と言われ、気楽に帰ったのですが……


【痛すぎる青ゴム】初日から地獄

夕方に装着し、その日の夜の歯磨きから違和感がスタート。

  • 歯がしみる
  • 何もしなくてもズーンと痛む
  • 寝れないレベルの激痛

私は妊娠中で痛み止めが使えず、ひたすら耐えるしかありませんでした。

ネット検索しまくった結果、

「矯正で一番痛かったのが青ゴム」という人もいる

と知り、気軽に装着して帰宅した自分に笑いました(泣笑)

▼ 私の痛みの経過(リアル記録)

日数痛み
1日目夜から激痛で眠れない
2日目激痛
3日目激痛
4〜7日目普段は痛くないが噛むと痛い
8日目噛むと「変な音」がして1本外れる
9〜11日目噛むと少し痛む
12日目もう1本外れ、自分で装着
14日目ほぼ痛くなくなる
4週間後全部自然に取れる

1〜3日目の激痛で、雑炊や豆腐しか食べられませんでした。
また、歯が動いているためか、朝起きた時の食いしばりが強く顎や頭が痛む日も…。

4日目以降は

  • 痛いけど食べたい気持ちが勝つ
  • 肉・魚など“そこそこ固いもの”も食べられる

という状態になりました。


妊娠中ゆえのスケジュール変更

通っている歯科医院は「予約が取れたら進む」スタイル。
土日しか通えない&妊娠中ということで、6月時点のプランから変更が必要になりました。

▼ 当初の予定

MSE上顎急速拡大装置の装着(半年以上)
→ そのまま出産

▼ 実際の流れ

青ゴムで隙間確保 → 型取り → 出産 → MSE上顎急速拡大装置の装着(半年以上)

出産時に装置がついているのは不安だったので、結果的には良い選択だったと感じています。

ただしこの変更により、青ゴム期間が伸びるという試練が訪れます。


【青ゴムの試練】通常2回 → まさかの4回

妊娠中で治療が伸びた影響で、私は青ゴムを4回経験することに…。

  1. 2025年9月:とりあえず青ゴム装着
  2. 2025年11月:型取り1週間前、隙間確保のため外れた青ゴムを再装着
  3. 2025年11月:型取り後、再び隙間維持のため青ゴム
  4. 2026年1月:装置装着前、隙間確保のため外れた青ゴムを再装着(予定)

負担は大きいですが、メリットもありました。

食べられる物が限られ、間食が激減 → 妊婦の体重管理にめちゃくちゃ効いた(笑)

現在3回目の青ゴムが外れかけの段階なので、私なりの攻略法を書いておきます。


青ゴムを乗り切るコツ(本当に効いた)

① 食べ方は“草食動物”でいく

噛み切るのではなく、
顎を前後に動かして「すりつぶす」イメージで食べる

歯を使わず、唇と口全体で食べる感じです。

これで痛みがかなり軽減されました。

② マッサージと全身ストレッチ

特に寝起きの食いしばりで顎や頭が痛かったので、

  • 首周り
  • 脇の下
  • 肩甲骨
  • 全身のストレッチ

これらで血流をよくすると楽になりました。


最後に

まだ4回目の青ゴムが控えていますが、
3回乗り越えた経験で、もう怖さはありません!笑

次は産後になりますが、また進捗を書いていきます。


写真掲載について

この後、青ゴム装着時の写真を掲載します。
苦手な方はここで閉じていただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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