32歳、4歳の女の子のママで、現在2人目妊娠中のちくわです。
今回は、本ブログの趣旨とは少し外れるのですが「歯科矯正のリアルな記録」を残していこうと思います。
なぜブログに書くのか?
- 矯正中は、誰かのリアルな体験談が何より励みになる
- 同じ境遇(妊娠中・子育てしながら)の情報が圧倒的に少ない
矯正を考えている人の参考になればと思って記録していきます!今回は、「なぜ矯正を始める決断に至ったのか」についてです。
1.私の歯並びとこれまでのこと
私は昔から少し出っ歯気味で、顎・顔・頭がとても小さいタイプです。
美容院でショーのモデルにスカウトされたことがあるほど、小顔だけは自信があります…!
しかしその反面、歯が大きく、前歯横の2番の歯が前歯と重なるように生えていました。
さらに顎が小さいこともあり、小学生の頃から歯科検診では毎回「顎関節症の疑い」と言われていました。
初めてビッグマックを食べようとした時、大きく口を開けたら顎を痛めて泣いてしまい、それ以来一度も食べられていません…。
健康に生活できていたこともあり、家庭方針も「子どものうちから矯正するタイプ」ではなかったので、そのまま大人に。
中学生では運動部での食いしばりが原因で不調が出て、寝る時だけマウスピースをしたこともありましたが、口が閉じられず乾燥がひどくて断念。
歯医者に行くと、全力で口を開いているにも関わらず必ず「もう少し口を開けて」と言われます。

高校生のとき、初めて矯正歯科へ
歯並びや噛み合わせがなんとなくずっと気になっていたので、矯正歯科に行ってみることに。
診断は「バードフェイス」「顎変形症」。
外科手術が必要とのことで、当時の先生に言われたのが衝撃的でした。
「アイドルにでもなりたいの?」
手術には2週間入院が必要で、そこまでしてやる必要があるのか?という話をされ、当時の私は妙に納得してしまいました。
「私はアイドルになりたいわけじゃないし、外見にそこまでコンプレックスがあるわけでもない」
この言葉がずっと自分の中に残り、大学・社会人になっても矯正に踏み切れない理由になりました。
2.今、このタイミングで矯正を始めた理由
32歳、社会人10年目。結婚し、4歳の娘がいて、2人目妊娠中。
そんな今のタイミングで矯正を始めた理由は、次の3つです。
① 人生に後悔を残したくない
私は社会人8年目でうつ状態になり、転職を経験しました。
転職先はベンチャー企業で、社員の「やりたいこと」を応援してくれる環境。
リモート中心で残業も少なく、お金にも少し余裕が出て、ふと考えました。
「やり残していること、ないかな?」
「今の自分がやりたいことって何だろう?」
その答えの一つが、歯並びを整えて健康に生きることでした。
以前の職場では有給も取れず、外科手術のための2週間休みなんて現実的ではありません。
今の環境だからこそ、挑戦できると思いました。
また私は「子どもを3人産みたい」という人生の希望があり、妊活のタイミングとも重なりました。
矯正と妊娠が重なるのはベストではなかったものの、妊娠が分かった時点で年齢のことも踏まえて、治療をストップせず進めることにしました。
(治療スケジュールが伸びた話は次回詳しく書きます!)
② 人生100年時代、健康で生きたい
外科手術を伴う症例を調べていると、私と横顔がそっくりな方を見つけました。
その時思ったのが、
「あ…これは病気の一種なんや。」
大きな病気はないものの、日常的な不調はずっとありました。
噛み合わせを整えることで、全身の調子が少しでも良くなるなら、挑戦したいと思いました。
③ 夫の後押し(※最初は反対だった)
夫には当初反対されました。
- 顎の手術で容姿が変わること
- 夫は私の容姿をとても気に入っていること
このあたりが理由でしたが、私は①の話を丁寧に伝えました。
すると夫は、
「やりたいことが全部叶うわけじゃない」
「人生舐めてる」
など、かなり厳しいことも言われましたが、最終的に
「健康で長生きするための投資なら賛成」
と理解してくれました。
夫も自分で噛み合わせや矯正の重要性を調べてくれて、納得して応援してくれています。
(ちなみに実家は今でも反対しています…笑)
3.歯科矯正に求めているもの
① やらない後悔より、やった後悔
手術のリスクや後遺症の可能性がゼロではないことも理解しています。
それでも、挑戦しないまま後悔する人生は嫌だと思っています。
矯正を始めた時点で、私の中ではもう“成功”です。
② 容姿より健康
私は小顔で、容姿を褒めてもらうことも多いです。
矯正や手術をしたからといって、見た目が必ず良くなるとも思っていません。
でも今の私にとって大切なのは、
誰かに褒められる容姿 < 健康で、納得して生きること でした。
噛み合わせが改善したら嬉しいポイントもいくつかあります。
- 意識しないと口が閉じない → 乾燥の改善
- 食いしばり・頭痛の緩和
- 睡眠の質の向上
- 前歯で食べ物が噛めるようになる(今はレタスが噛みちぎれません)
③ 「あるべき場所」に整う喜び
私は「なんか違う」「なんか気持ち悪い」と感じる状態が苦手なタイプです。
歯がきれいに一列に並ぶだけで、きっと大きな満足感があると思います。
次回予告
現在通っている歯科医院での診断結果や、実際に提示された治療プランについてまとめる予定です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

コメント