最近では、保育園で使用するもののサブスクサービスが増えています。
お昼寝布団もそのひとつで、「洗濯や持ち帰りの手間が減る!」と話題になっていますが、実際のところどうなのか――。
我が家は1年間、保育園指定の布団サブスクを利用しました。
その結果、結論としては「不要」でした!
あくまでも一事例ですが、実際に使ってみて感じたリアルな声をお届けします。
お昼寝布団サブスクとは?
お昼寝布団サブスクとは、布団一式を月額料金でレンタルする仕組みです。
業者が定期的に洗濯・消毒した布団を届けてくれるため、持ち帰りや洗濯の手間が減るのがポイント。
サービスによってはカバー類だけを交換するものや、業者がシーツ交換まで行うものもあります。
一見とても便利そうに見えるのですが、実際の現場では「園ごとのルール」や「交換方法の違い」によって使い勝手が大きく変わります。
ここからは、我が家が利用したリアルな体験談をお話しします。
我が家がサブスクを選んだ理由
共働きで時間がなく、「とにかくラクしたい」というのが最大の理由でした。
多少お金を払ってでも、洗濯や持ち帰りの負担を減らせたら…と思っていました。
ところが、実際に使ってみると「ラク」より「手間」のほうが多かったんです。
実際に感じたデメリット
① シーツ交換が意外と大変だった
利用していたサービスでは、週1回、敷布団シーツと掛け布団カバーを保護者が交換する必要がありました。
業者が来るのは木曜日の日中。
そのため木曜の朝までに新しいカバーをつけなければならず、出勤前の慌ただしい時間にシーツを外してつけるのが本当に大変。
途中から園の配慮で「水曜お迎え時」に変更になりましたが、今度は子どもを見ながら作業するのが大変でした。
実際に夫が交換中、娘が友だちと園庭から出てしまう“ヒヤリ”場面もあり、思っていたよりも神経を使う作業でした。
② 使い方が浸透しておらず、混乱も
導入して間もないサービスだったため、園内で利用している家庭はクラスに1人ほど。
先生方にもまだ仕組みが浸透しておらず、「今週は交換できていない」「布団が見当たらない」といった小さなトラブルが続きました。
聞く先生によって対応が違うこともあり、「あれ?今週替わってない?」ということも。
この時点で、「月額払っている意味あるのかな…?」と感じ始めました。
③ 我が家の登園スタイルと合わなかった
我が家は毎日車で登園していたため、「荷物が減る」というサブスクの最大メリットを感じにくかったです。
おねしょ防止の防水パットは自前で洗う必要があり、「結局洗濯はゼロにはならない」というのも現実でした。
サブスクをやめた今
1年間試したあと、思い切ってサブスクをやめ、子ども用品店で約4,000円のお昼寝布団セットを購入。
週末にシーツだけ洗って乾かすようにしたところ、これが意外と快適!
「洗濯も週1回だけ」「持ち運びも車なら問題なし」で、むしろ今のほうがストレスが少ないです。
雨の日は乾燥機を使ったり、涼しい時期はそのまま持って行ったりと、柔軟に対応できるようになりました。

利用前に確認しておきたい3つのこと
- 園で導入しているサービスのみか、個人契約でも使えるか
まずは園に確認。導入サービスが決まっている場合もあります。 - シーツ交換や作業を誰が行うのか
「業者がやってくれる」か「保護者の仕事」かで負担が大きく変わります。 - 利用者の割合
利用者が多いほど仕組みが整っていてスムーズ。少ないと対応が不安定になることも。
まとめ
お昼寝布団のサブスクは、便利そうに見えて、園の運用や家庭環境によっては“手間が増える”こともあると感じました。
あくまでも一事例ですが、我が家の場合は「サブスク=ラク」ではありませんでした。
もし利用を検討している方は、園のルールや登園スタイル、自分の性格に合うかを考えたうえで決めるのがおすすめです。
自分たちの生活に合った方法を選んで、少しでも快適な園生活にしていきましょう。


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